2016.01.10
1月10日 新年のご挨拶 

 

年明けから暖かい日が続いていましたが、この週末、東京では初霜が観測されて冬らしい寒さが戻ってきました。

ご訪問ありがとうございます。

遅くなりましたが、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2016年が皆さまにとって良き年になりますように、心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

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今年の年賀状は元気一杯のお猿さん。

鎌倉の稲垣麻由美様からも毎年ご縁をいただいています。

昨年の夏、6年という長い年月をかけて取材を重ねられた『戦地で生きる支えとなった-115通の恋文-』(扶桑社)を刊行された稲垣さん。

今年も更に飛躍されますように。

(株)一凛堂 稲垣麻由美様 『「凛」と生きる。』

 

 

 

 

 

年末年始は故郷山口県岩国へ。

 

 

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新年は毎年、国の名勝『錦帯橋』のたもとにある『白山比咩(しらやまひめ)神社』と『吉香(きっこう)神社』への初詣から始まります。

 

 

 

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春夏秋冬、どの時期に訪れても美しい吉香公園ですが、新年の清浄な雰囲気は格別で心身ともに清められるような気持ちになります。

公園の中に居を構えておられる書家の岩見屋錦舟先生に新年のご挨拶をし、白山比咩神社本殿で開催中の書初め展にご案内いただきました。

 

 

 

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神聖な空間に溶け込む、先生の躍動感あふれる書。

 

 

 

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 (白山比咩神社様の撮影の許可を受けております)

 

 

 

おめでたい言葉や新年の決意など気持ちのこもった生徒さんの作品は、1年間の成長の証として残すため毎年掛け軸に仕立てられるそうです。

 

 

 

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今年一年がみな健康で明るい年になりますようにと祈願して境内を後にすると、青空に映える藤岡市助氏の銅像。

 

 

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岩国出身の藤岡市助氏は少年時代、毎日錦帯橋を渡って通学していたそうです。

 

 

 

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街灯を見上げる氏の姿と台座に彫られた「明るい未来へ」という文字に、今年も書道を頑張ろうと大きな力をいただきました。

 

遥水書道教室も1月7日の書初めから元気にスタート。

「お年玉いっぱいもらったよ!お母さんのお姉さんからは1万円だった!」とニコニコの子、「お年玉でお母さんに(お母さんの好きな)マスカットを買ってあげたい」と話してくれる子など賑やかな声が響くおけいこ始め。

 

 

 

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初めて筆を持つ子も墨を磨って香りを味わい、晴れやかな新春の空気の満ちたレッスンになりました。

 

 

 

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次の週末は、茅ヶ崎にお住いの書友、井上雅月先生主催の『新春 雅月書道展』に作品を2点出品させていただいています。

お近くの方は是非お運び下さいませ。

私も、風光明媚な茅ヶ崎の地で育まれた井上先生の豊かな書の世界を楽しみに伺いたいと思っています。

その模様は次回のブログで。

 

2014年1月20日ブログ 冬の茅ヶ崎にて

2015年1月20日ブログ 書は人なり

 

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