2022.01.20
1月20日 福を呼ぶ書 

今日20日は一年で最も寒いとされる大寒。

コロナの流行も再び広がり不安な中、東京は明日からまん延防止等重点措置期間に突入ですね。

身も心も凍えるような日々ですが、そんな日常を吹き飛ばすような出来事がありました。

レッスンに一番乗りでやってきたHちゃん(中1)。

「今日はいいお知らせがあるんですよー。」と鞄の中をガサゴソ。

 

 

ジャーン

 

書初めで、学年で二人だけの『金賞』が当教室のHちゃんとNちゃんだったとのこと!

 

 

1年生147名中、トップ2

 

私もこの快挙には仰天、「えーー!!」と絶叫。

「すごいね、おめでとう、良かったね!!ビックリしたー、ウルウルするよー。」とひとしきり大騒ぎ。

冬休みの二人の頑張りを見ていただけに感慨もひとしおです。

手を取ったり肩をたたいたりして喜びたいところですが時節柄触るのはNGなのでグッと我慢。

Hちゃんに「(あとから来る)Nちゃんにも同じテンションで喜んであげて下さい。」と言われてしまいました笑。

昨日は作品が展示されている世田谷美術館へ。

 

 

北欧風の豊かな自然に囲まれた美術館

 

世田谷区立中学校29校から選抜された優秀な美術工芸作品が展示される文化祭のような展覧会。

 

 

19日(水)~23日(日)10時~18時

 

美術、技術、家庭科の精巧な作品も目を見張るばかり。

 

 

 

 

「密接回避のため見学は20分以内でお願いします」とのこと、素早く見て回りました。

 

 

書初めは一つの中学校から8名の展示

 

昨年も金賞だったSちゃん(中2)は今年も受賞。

全校生徒400名の中学校から選出されるのは大きな栄誉ですが本当に難しいこと。

数年前、『金賞』目指して教室のレッスンだけではもの足らず家に来て書いた中学生もいました。

あれも大雪の日だったなあとしみじみしながら見るSちゃんの端正な「自然の美」。

ひときわ美しく輝いていました。

 

 

来年は3年連続の『金』目指そうね!

 

土日の会場はおじいちゃんおばあちゃんもご一緒の家族連れが多く賑わいます。

皆さんでお子さんの作品を愛で、成長に目を細めていらっしゃる姿はほのぼのして楽しい光景。

書道教室の書初めもそんな、心を明るくしてくれるような「笑」の字を書いてもらいました。

 

 

寅年の印も押したよ

 

硬筆クラスの低学年の子ども達も緊張の中、毛筆で頑張りました。

 

 

色々な書体に挑戦

 

「笑」は、神様に仕える巫女(みこ)さんが両手を挙げ、首をかしげて舞い踊る姿を表した象形文字。

そう思って見ると、「夭」の部分は人のように見えてきますね。

 

 

Mちゃん(小2)初めてとは思えない筆さばき

 

神様を楽しませよう喜ばせようとする動作を表した「笑」の字。

なぜか目にしただけでも自然に微笑んでしまうものです。

 

 

左は「笑」の篆書

 

これからまた厳しい期間が始まります。

みんなの心が宿った「笑」でご家庭に福を呼び、皆さんに笑顔になっていただけたらと願います。

 

 

「笑」の中に「わらう」?

 

そんな子ども達の折り句を披露するweb折り句展も準備が佳境。

 

 

PCがズラリと並ぶ打ち合わせ

 

(有)まるみ若手精鋭の皆さんがチームを組んで進めて下さり感謝するばかり。

2022年2月2日(水)午後2時というゾロ目の、何だかいいことのありそうな日に公開予定です。

折り句展のアドレスはHPのトップページでお知らせします。

最後にもう一つ。

 

 

 

 

月末に開かれる井上雅月先生の教室展に詩文書作品を大小2点出品させていただいています。

新春の陽光降り注ぐ茅ヶ崎、こちらも暗雲を晴らすパワーのあるスポット。

私は29日(土)の午前中に伺う予定です。

お近くの方は是非ご高覧いただけたら幸いです。

TOP↑