2018.01.30
1月30日 春待ち遠しい季節に

先週の東京は48年ぶりという記録的な寒さで、大雪だった22日(月)から8日連続の氷点下。

冷凍庫にいるような厳しい冬日が続きました。

 

 

 

教室へ通う子供達もしっかり冬装備。

親御さんの手厚い防寒対策が感じ取れます。

小学2年生のKくんは、滑りにくいスノーブーツを履いて電車で通塾。

 

 

 

 

同じく電車組の2年生Aちゃんも寒風の中、暖かそうなスキー用手袋をはめてやってきました。

 

 

 

 

自転車組の兄妹二人もきちんとヘルメットをかぶり、たっぷりとして軽いダウンコート。

 

 

 

 

レッスンが終わって帰るころにはもう暗くなります。

「凍っているところがあるからゆっくり気をつけて帰ってね。」と念押ししながら送り出しました。

 

さて、1月は小・中学校や地域、各団体主催の書初め展があちこちで行われ、書道教室の子供達も数多く表彰されました。

 

 

 

 

普段の実力を精一杯発揮しての受賞。

「先生!区展にいきました!」「学年の代表になりました!」と、子供達から喜び一杯の声を聴くのは何より嬉しいことです。

保護者の方からも結果報告のメールをたくさんいただきました。

「年末には書初めをご指導いただきありがとうございました。先生のおかげで区展に選ばれたとのことで明日から三軒茶屋キャロットタワーで展示されるそうです…。本人もとても喜んでいます。」

 

 

 

 

「〇〇は作品が選ばれてとても喜んでいました。これも遥水先生にご指導してもらっていたおかげですね。私も見に行くのが楽しみです。」

「学校の近くで催された書初め大会で、今年も金賞を取ることが出来ました!…お陰様で3年生から連続で出席でき、昨日の表彰式では皆勤賞もいただけました。」

笑顔の生徒さんが目に浮かびます。

あと一歩及ばなかった子も、来年に向けてみんなで一緒に頑張りましょう。

 

そして、新春にふさわしい晴れやかなレポートが二つ。

茅ヶ崎市民ギャラリーで開催された、書友の井上雅月先生主催『新春 雅月書道展』。

広々として落ち着いたギャラリーは、多彩な書で華やかに彩られていました。

 

 

 

 

古典的な書だけでなく、色紙やTシャツ、葉書への創作書や、保護者の方々の自由参加の色紙など、書の奥深さを伝えながらも新たな書の世界へ誘う熱い志の表れた展覧会でした。

 

 

 

 

先生の風格のある漢字や仮名の作品からも学ばせていただきました。

私の作品も二点展示させていただいています。

 

 

「ふまれてもふまれても 我は起きあがるなり 青空を見て微笑むなり 星は我に光をあたえ給ふなり」

武者小路実篤の言葉(二尺×六尺)

 

 

「戌」(色紙)

 

「遠くからようこそ、ありがとうございます!」といつもの優しい笑顔で迎えて下さり、展示作品について細やかに解説して下さった井上先生。

これからもかけがえのない書の先輩でいていただけますよう、末長くよろしくお願い致します。

 

最後に、こちらは埼玉県久喜市立青毛小学校。

 

 

 

折り句作家MIKAKOさんご指導のもと、卒業を前にした6年生が親子で贈りあう折り句の制作に取り組みました。

 

 

 

 

「明るいお母さん、いつも美味しいごはんをありがとう」、「みんなのために働いてくれてありがとう」、「いつまでも笑顔でいてね」、「のびのび育ててくれてありがとう」など、普段なかなか言葉に出来ない感謝の言葉が次々に綴られ、サポートする私も胸が熱くなりました。

 

 

photo by masataka akiyama

 

2月に行われる小学校生活最後の授業参観日に親子で交換するとのこと。

家族の絆が深まり、きっと涙なみだの参観日になることでしょう。

 

さあ、年が明けたと思っていたらもう1月も終わり、1年の12分の1が過ぎゆく早さに驚くばかり。

昨日今日と少し気温が上がりましたが、木曜日にはまた最強寒波到来の予報が出ていますね。

2月4日(日)は立春。少しずつ春めいてくるのでしょうか。

春の待ち遠しい今日この頃です。

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