『ご無沙汰しております。お元気でしょうか？急に秋になって、朝夕は寒いぐらいですがいかがでしょう？』

という温かいメッセージと共に、故郷山口で会社員時代にお世話になった先輩より秋の便りが届きました。

 

 

photo by moguchan

 

添付されていた写真は、可憐に揺れるコスモス。

あ、秋が来たんだなあと実感、ほっこりと心和みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは岩国市由宇町にある標高540mの銭壺山の景色だそうです。

懐かしい瀬戸内海を眼下に望むことの出来る風光明媚な場所。

 

 

 

 

広島県との県境、美和町で撮影されたという美しい彼岸花。

 

 

 

 

山口県と広島県の間を縫うように流れる豊かな小瀬川周辺を毎日のように歩かれ、可愛い花を見つけては携帯で撮影されるとのこと。

会社に入ったばかりの私たち女性社員一人一人にも柔和な笑顔で声掛けして下さっていた姿が思い浮かびます。

約5年間というOL生活でしたが、素晴らしい上司や先輩、同僚、後輩に恵まれ、取引先や社外のお客様と毎日応対する活気に満ちた職場。

思えば、現在の書道教室運営の基本は全部会社で教わりました。

会社のOB会ゴルフコンペで私の書道教室の話題になったそうで、最近の様子を少しご紹介。

今月は秋の昇段級試験に頑張って取り組みました。

 

 

 

 

教室は月に2回、一レッスン90分という僅かな時間ですが、小学生から80代のすべての年代の方々が、書道の基礎を中心としながらアートの創作まで様々な表現を学んでいます。

おかげさまで定員超過が続きお待ちいただいている方もいらっしゃいますが、生徒さんそれぞれの目的に合った書道を丁寧に指導出来ればと心掛けています。

次のレッスンは、岩国観光大使も務めるアーティスト、MIKAKOさんのご縁で『第1回 全国折り句コンテスト』の作品創作。

 

 

 

 

子供達は好奇心旺盛で、筆を使ったアートの時間が大好き。

筆に慣れ親しみ、筆遊びをすることで書道も上達します。

大人の方にとっても、じっくりと自分の心と身体に向き合い文字に想いを込める創作は大きな糧になります。

コンテストに向けてのレッスンは、心を込めて「折り句」をつくること、墨や絵の具などを使って色彩豊かな作品を完成させることの2回に分けて実施。

 

 

 

 

まずは「折り句」の作り方をレクチャー、みんな一生懸命考えて気持ちの伝わる折り句が続々と生まれています。

 

 

 

 

楽しい創作の日に向けて、大きな布のペンケースにぎっしりと色鉛筆を詰めてきてくれた3年生のNちゃん、6年生のTくんはおばあちゃんからもらったと、いろんなサイズの新品の筆のセットを持って来て見せてくれました。

 

 

 

 

「おばあちゃんが、初段になったら筆をくれるって言った！」と手にすることを楽しみにしていたTくん。

 

 

 

 

親御さんたちのバックアップも力に変えて頑張っています。

さて、これからどんな感性豊かな折り句アートが生まれるのでしょうか、とても楽しみです。

 

ポエムピクチャーアーティスト MIKAKO Official Homepage ～君は無限～

一般社団法人 日本折り句協会