2017.11.10
11月10日 未来への架け橋

11月1日(水)に上野の精養軒にて、錦川に架かる錦帯橋をイメージとした『岩国架け橋の会in東京』が開催されました。

岩国錦帯橋空港が市の中心部に出来て5年、1日5往復ものANA便で結ばれた岩国・東京間は抜群にアクセスが良くなりました。

パーティの参加者は各界の岩国ゆかりの方々約250名、岩国弁が飛び交い大賑わいで、漫画家の弘兼憲史さんなどの著名人のお顔も見え、『山口県で今一番元気なのは岩国』という掛け声を象徴するような盛り上がりでした。

 

 

 

 

岩国からも市長、教育長を始め60名もの方々が上京されたそうです。

「ご一緒にいかがですか?」と嬉しいお誘いをくださったのは、ポエムピクチャーアーティスト・折り句作家で岩国観光大使のMIKAKOさん。

お世話になり本当にありがとうございました。

 

 

 

 

会場の入り口では、世界でも岩国だけに生息しているという天然記念物の白ヘビが元気一杯な姿で迎えてくれました。

 

 

 

 

主催者挨拶の後、ここ2年間の岩国の歩みをまとめたDVD上映があり、場は一気に岩国のムードに。

 

 

 

 

名物『岩国寿司』の楽しい実演も行われ、出来たてのほんのり温かい岩国寿司が、美しい『ミス岩国』のみなさんの手によって各テーブルに配られ懐かしい味に舌鼓。

 

 

 

 

福田市長や佐倉教育長ともお話させていただき、元の職場で一緒だった方や思いがけず色々な方にお会い出来て心華やぐひとときでした。

帰りには、MIKAKOさんデザインの紙袋に、前述のDVDをはじめ岩国の恵みがギッシリ。

まるで田舎のおばあちゃんの家から持たされたお土産のようで、その重みにほのぼの温かい気持ちになりました。

 

 

 

 

さて、そのMIKAKOさんが牽引されている『全国折り句コンテスト』。

いよいよ来週11月18日(土)より、東京スカイツリー・ソラマチ9階 郵政博物館にて作品展及び表彰式が開催されます。

 

 

出典:ポエムピクチャーアーティストMIKAKO~君は無限~ブログ

 

今回、当教室よりふるさと折り句『高知』で理事長賞を受賞した、3年生のSちゃん。

 

 

 

 

高知市で生まれ育ち2年生の時に世田谷に転居、高知で習字を習っていたSちゃんは東京でも続けたいということで教室を探していて、来てすぐに入会してくれました。

夏休みには高知へ行き、お友達と遊ぶのを楽しみにしているSちゃん。

初めての東京の小学校では慣れないこともあったことでしょう。

岩国に似て、海と山と川の自然に恵まれた高知への想いを、のびやかに描き上げました。

 

 

 

 

審査評で、「紙面から高知の情景が浮かび上がってくるようだ」とのお褒めの言葉もいただきました。

本人もこの受賞に大きな自信を得たようで、書に取り組む姿勢も一段とアップ。

先日のレッスンではふと見ると、隣の席で初めて筆を持つAちゃんの手を取って教え始めビックリ。

 

 

 

 

「手取り法」と呼ばれる、手と手を通して運筆の呼吸を掴ませる指導法は、私は一番効果的であると感じていて、毎回一人一回は必ず行うようにしています。

こうして受け継いでくれることは講師冥利に尽きる嬉しいこと。

子どもの未来は小さな自信の積み重ねで開かれるのだなあと実感した次第です。

私も岩国の先人の方々から受けた恩恵が血肉となり、今の道に繋がっていると感じています。

岩国で培ったものを架け橋として、書道を通じて届けられたら何より幸せです。

 

さあ芸術の秋、行楽の秋。

みなさんお時間が合いましたら是非、心を温かく包む折り句の作品展へお運び下さい。

私は19日(日)と21日(火)に会場でお待ちしています。

 

≪第2回 全国折り句コンテスト作品展≫

【日 時】 2017年11月18日(土)~11月23日(木・祝) 10時~17時30分(最終入館17時)

【場 所】 東京スカイツリー・ソラマチ9階 郵政博物館

【入場料】 大人300円 小・中・高校生150円 (障碍者手帳のある方と介助者は無料)

その他詳細はコチラ→郵政博物館イベントスケジュール

一般社団法人 日本折り句協会

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