2013.12.20
12月20日 和の美を繋げて

 

 

今年も残すところあと10日ほどになりました。

来週はいよいよクリスマスがやってきます。

華やかなイルミネーションに豪華なクリスマスケーキにプレゼントと街中がキラキラと輝いていますが、その翌週はもうお正月。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年を迎える準備や、その前に年賀状も出さなくてはと、和洋の一大イベントを前にソワソワしてしまいますね。

皆さま、年末年始いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年は、東京オリンピック招致活動で「おもてなし」の心がクローズアップされたり、ユネスコの無形文化遺産に「和食」が登録されたりと、日本古来の文化に関心が集まりました。

日本人の心のふるさと富士山も、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」という名称で世界文化遺産に登録され、その優美な姿は今後も国内外の様々なアートの根源であり続けることでしょう。

 

また、メディアを通して日本語の美しい手書き文字も大きく注目されました。

おかげさまで今年度は本当にたくさんの方々とご縁をいただき、ありがたく思っています。

振り返ってみますと、書道の世界でも親しみのある着物にもたくさん触れ合えた一年になりました。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

着物を着て書道をすることで、身も心もその場の空気も引き締まるような感じが致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母から娘へと伝承されてきた和の心や美しい所作を大切にして、書道を通じて次の世代へ繋いでいけたらと思っています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書道教室も、来週がおけいこ納め。

学生の書初め練習を始め、大人の方々も年末のお忙しい時間をぬって足を運んで下さり、冬休み中は外部生も含め50名以上の方が来室される予定です。

一年の終わりに達成感を感じ、来年に向けて気分も晴れやかにお帰りになることが出来るよう、心身を尽くしたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

2013年は、しもたかステーション教室の2クラスでおけいこをスタートしましたが、秋には桜上水サロン教室をオープン、現在は両教室合わせて6クラスになりました。

生徒さんのレベルや目的は様々ですが、全員が向上心を持ち、ひたむきに努力されている素晴らしい方々です。

幼稚園で字を覚え始めたばかりの可愛いらしいお子様から、伸び盛りの小学生、部活と書道を両立させている中高生や、就活に生かしたい大学生。

書道師範への道を考えているOLさん、お仕事ですぐに字をきれいにしたいサラリーマンの方や、ご結婚されて更に字の上達を目指す30~80代の素敵なマダム達。

 

 

 

 

書道とは、「道」という字が含まれている通り、長い道のりの中で身についていくもの。

しかし私は、楽しみながら続けることが一番の早道だと考えています。

継続は力なり。

 

 

 

 

そのために、レッスンは個人のペースの合わせて工夫し、興味のある課題などを確認しながら、新しいご提案も常に行えるよう日々学びつつ過ごしています。

生徒さんがストレスなく、心地よく集中力を注ぐ中でいつのまにか結果が出ているようなレッスンが理想です。

例えば、毛筆を始めたばかりの小学校3年生の5人組。

 

 

 

 

慣れない筆の扱いに苦戦、投げ出しそうになりながらも、楽しませながらポイントを押さえたレッスンにより、今月は全員昇級するという快挙を成し遂げました。

また、優秀作品の写真版には、ほぼ毎月どなたかの作品が掲載されて、周囲の生徒さんに良い影響をもたらしています。

昇級された時や、写真版掲載された時の皆さんの笑顔を見るのが何よりの幸せです。

来年からも、お一人お一人のニーズに合わせた一番近道を探して手を取り、一緒に歩んで行けたらと思います。

 

 

次回のブログでは、今年の作品などを振り返りながら、1年を締めくくりたいと思います。

各地で厳しい寒さが続いています。今日の東京もみぞれまじりの強い雨が降り、凍えるような寒い一日になりました。

皆さま温かくして、お風邪などひかれませんよう気を付けてお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

 

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