2021.12.30
2021年12月30日 皆さまよいお年を

2021年も残すところあと1日。

お世話になった皆さま、このサイトを通じて応援して下さった皆さま、大変ありがとうございました。

結局この1年も丸ごとコロナの不安と共に過ごす日々になりましたね。

教室は保護者の皆さまのご理解ご協力と、意欲を持って通って下さる生徒さんのおかげで一年間滞りなく終えることが出来ました。

心より感謝申し上げます。

 

 

生徒さんも年末ご挨拶の書

 

 

先週は書初めレッスンウィーク、25日(土)を持って2021年のおけいこ納めとなりました。

24日のイブもクリスマス当日も書初め練習で大わらわ。

 

 

 

 

恒例の「サンタさんは来ましたかー?」の問いかけに、どの子も大きな笑顔で答えてくれました。

お母さんが腕を振るうチキンやケーキのご馳走、家族や親戚で祝うパーティ、お友達で集まるクリスマス会。

みんな目を輝かせて話してくれます。

 

 

サンタさんからキラキラのプレゼントもらったよ

 

そんなあたたかくも華やいだ雰囲気は年末の風物詩。

しかし書初め練習は打って変わって熱の入った真剣勝負です。

小学校1,2年生は鉛筆の課題ですが、消しゴムは使用禁止という学校の掟。

 

 

 

 

毛筆の書初め用紙も学校によって半紙から、八つ切り、半紙三枚版、東京版、半切とさまざま。

一度に何種類も書く子もいます。

 

 

 

 

普段と違う大きな紙に大きく書くことは、おさえや払い、ハネなどの筆遣いや筆圧の加減を会得する絶好の機会。

作品は展示されたり表彰されたりするので、身につけた実力を披露する晴れ舞台でもあります。

Cちゃん(高1)は京都の北野天満宮で書初め大会に参加したときの筆を見せてくれました。

 

 

右はお祖父様から譲り受けた筆

 

これから国際社会で活躍する子ども達。

英語やプログラミングを始め芸術関係、スポーツ関係、バレエ、ダンスなど習い事の選択肢は限りなく、一日二つのかけもちはあるあるです。

先日も、16時から2時間の書初めを終えて帰った子と、21時頃、別の習い事から帰るところに遭遇。

お母様と一緒ですが小学3年生の小さな女の子です。

思わず「わぁ、Rちゃん!よく頑張りましたー!」と大きな声で声を掛けました。

送迎をお父さんやおじいちゃんおばあちゃんが担当されていることも格段に増えました。

親御さんのご努力で限られた時間に工夫を凝らし習字に通わせて下さっているのを実感します。

それはやはり日本人として美しい日本の文化を体得し誇りを持って生きて欲しいと意識を高く持っていらっしゃるからではないでしょうか。

私も精魂込めて指導に当たりますが、生徒さんもやる気と集中力、粘り強さが必須条件。

どのお子さんも本当に最後まで諦めずに頑張る姿を見て、支えていらっしゃるご家族の大きな愛を感じます。

 

 

書初めを体験することで大きく成長

 

中学生の保護者の方からこんな嬉しいメールをいただきました。

『お陰様で主人も私も、○の書にはため息が出るほど上達しているといつも感謝しております。』

本当にみんなそれぞれに一年間の頑張りを力一杯表現しました。

私も上手くなったなあとしみじみ感動。

作品を並べて選ぶときは生徒同士も「どれがいいって言えないぐらい上手い!」「お手本と同じに見える!」などと言い合っています笑。

 

 

 

 

来年への大きな飛躍と自信に繋がっていくことでしょう。

おうちでもお子さんが書初めを持ち帰りましたら、是非たくさん褒めてあげて下さい。

1月6日(木)と7日(金)に参加する皆さんもお待ちしています。

 

 

 

 

新年の12日(水)から始まる教室の書初めはお月様のような色紙に書く予定です。

2020年の書初めは「和」、2021年は「心」と書きましたね。

 

 

 

 

来年は何という字を書くのか、楽しみにしていて下さい。

皆さま、年末お忙しい中最後までお読みいただいてありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。

2022年が平穏で心安らかに過ごせる年になりますように。

 

TOP↑