2020.03.01
3月1日 今出来ること

前代未聞の事態に陥っている日本列島。

日曜日とは言え、いつも賑やかな新宿駅も閑散としていました。

 

 

 

初春のこの時期は普段なら受験や卒業、退職、転勤、入社に入学、進学など人生の節目のなんとも感慨深い季節。

それがこの一週間は、政府が基本方針を発表、次の日にはイベントやコンサート、展覧会などが軒並み中止になり、そしてその翌日にはなんと学校休学の通達というすさまじい日々でした。

 

 

地元、下高井戸や上北沢の桜まつりは中止に

 

皆さんにおかれましても、考えて行動しなければならないことが非常に多く大変な日々をお過ごしのことと思います。

小学5年生のお子さんを持つワーキングマザーの生徒さんは「子供を毎日一人で置いておくのは心配なので会社にテレワークを申請します。けど週に一日が限度かなあ。毎日の昼食準備も大変です!」、お孫さんが近くに住む生徒さんは、「孫は兄弟二人でお留守番出来ると言ってますがやはり私が行くことになると思います。」と皆さん苦肉の策。

書道教室も、生徒さんや子供達の安全を第一に最善の対策を講じて行いました。

しもたかステーション教室は、事務所の方から「消毒済みです」とのアナウンスをいただき、私の方でもドアノブや机など人の手が触れる場所の除菌掃除を徹底。

 

 

 

 

 

桜上水むつみ会館は入り口に手指の消毒液とペーパータオルが設置されていて、室内は24時間換気扇がONになっています。

 

 

 

 

マスク姿でやってきた子供達にも健康のため、使い捨てのアルコールタオルで丁寧に手を拭いてもらいました。

 

 

 

 

「学校で手の洗い方が放送で流れるよ!」「給食の時間は向かい合って机をくっつけて食べるのが無くなってみんな前を向いて食べてる。」、「卒業生を送る会はビデオ中継になった!」、「3月は16日に学校へ行くよ。」など、話題はコロナ。

 

 

 

 

色々なことを話してくれながらも念入りに手をゴシゴシ。

 

 

 

 

桜まつりの展示会の創作もみんなで画材を共有して取り組むため一旦中止。

通常のレッスンを行いましたが、直接手を取り指導することを控えるなど指導法を工夫しました。

 

 

 

 

小学6年生や中学3年生などこれから卒業や入学に向けて盛り上がる学年の子供達は、突然学校が寸断された辛さを話してくれて心が痛みました。

色々な情報に右往左往してストレスフルな大人達、子供達の心もザワザワしていることでしょう。

そんな日常だからでしょうか、教室は普段より静かで落ち着いた時間が流れていたように思います。

 

 

 

 

外界から切り離されたような空間で心配事からいっとき離れ、集中出来たのかもしれません。

厳しい状況の中でも可愛らしいディズニーのイラストが入ったマスクに少し心がほっこり。

 

 

 

 

今後のレッスンも社会状況の変化に留意しつつ提供していけたらと考えています。

元々少人数でのレッスンですが、参加がご心配な生徒さんは、3月27日(金)、4月1日(水)、2日(木)の春休み中のレッスンに振り替えてお越し下さい。

わからないことがありましたら遠慮なくお尋ね下さい。

 

しかしそれでも今日から3月。

もうすぐ雛祭り、桜も咲く春が確実に近づいています。

 

 

新宿駅のお花屋さんは桃の節句仕様

 

今年の桜は『団子より花』、お祭りの喧噪のないところで桜をゆっくり愛でる年になりそうですね。

季節ごとの心のこもったしつらえで癒やされるむつみ会館には優しいお顔のお雛様。

 

 

 

 

女の子のいるご家庭では3月3日を楽しみにされていることでしょう。

 

 

 

 

安心して生活出来る平穏な日々に戻りますように、一日も早い収束を心より願うばかりです。

状況が改善されるまで、睡眠、栄養、保温保湿に気をつけてパワーを溜めて乗り越えましょう!

 

TOP↑