世田谷の閑静な住宅地の中にある銭湯『月見湯』。

 

photo by Haruyo Ito

 

ここで5年間続いている、温もりのある音楽ライブ『音屋の風呂屋』。

今回もたくさんのお客様をお迎えし、天然温泉の地熱と楽しい時間を分かち合った人々のエネルギーで盛り上がりました。

 

 

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今回のステージは、手書きの絵や書が主宰の戎谷俊太さんの手により美しいインスタレーションとなって空間を彩りました。

 

 

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ゲストの池田綾子さんをイメージして書かせていただいた書。

 

 

 

 

JR九州クルーズトレイン『ななつ星in九州』公式イメージソングや、満天の星空の下で行われる『やくしま森祭り』音楽祭の立ち上げなど、自然を慈しむお仕事に多く携わっていらっしゃる池田さん。

文字は柔らかく心地よい風のように表現し、淡墨で星をひとつあしらいました。

 

そして、米ボストンにある名門バークリー音楽院出身の戎谷俊太さん。

 

 

photo by Haruyo Ito

 

トレードマークの帽子と存在感のあるサックスを文字に織り込み、愛嬌のある個性をポップに表現。

 

 

 

 

浴場のタイルに映し出されると、文字も歌い踊っているように。

 

 

photo by Haruyo Ito

 

トリを務められたのはハヴケイスケさん。

最近、ブームが再燃しているウクレレで心に残る素敵なステージを披露してくれました。

 

 

photo by Haruyo Ito

 

ライブではいつも、『聴きに来て下さる方が笑顔になって癒しを感じて帰って欲しい』と様々な趣向を凝らすハヴさん。

お名前の書は、優しいお人柄をゆったりとした線でしたため、可愛いウクレレも忍ばせました。

 

 

 

 

この日の会場ロビーでも、コーヒーミルで豆から挽いて淹れた薫り高いコーヒーのサービスや、天然のアロマグッズのワークショップなど盛りだくさんで、ゆったりとくつろいでいただける休憩時間を創出。

 

 

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いつもお世話になっている地元の活気ある商店街、下高井戸商店街振興組合理事長や専務理事の方々にもお運びいただき、応援していただきました。

 

 

photo by Haruyo Ito

 

老若男女が集う銭湯で地域に根差す共同体感覚が培われるように、音屋企画も絆を大切に、これからもみなさんに長く親しまれる活動を続けられたらと感じた夜でした。

 

 

 

 

次回は12月頃開催予定とのこと。

どうぞお楽しみに。