2018.03.30
3月30日 春爛漫

3月は、念願だったイタリアを旅することが出来ました。

 

ドゥオモを中心としたフィレンツェの街並み(ミケランジェロ広場より)

 

何といっても一番行きたかったのは、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーン演じるアン王女がジェラートを片手に降りてくるシーンで有名なスペイン階段。

 

 

 

 

水の都、ヴェネツィアは定番のゴンドラだけでなく、サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿など歴史の重みを体感できる何とも魅力的な街でした。

 

 

 

 

どの都市も見渡す限り感動的な景色、それ以外にも、名画や彫刻などで埋め尽くされた美術館の数々。

 

 

 

 

芸術を志す一端に連なる者として、本物のルネサンス美術を目の当たりにしてその衝撃にただ感嘆するしかありませんでした。

古代から現代までの遺跡や建築など街全体が芸術的なイタリア。

あっという間に迎えた最終日はイタリア最大の国際空港、ミラノ・マルペンサ空港より再訪を願いつつ日本へ帰国しました。

滞在中に撮ったどの写真も風景が美し過ぎて、選ぶのにしばらく時間がかかりそうです。

イタリア紀行はまた後日ゆっくり辿りたいと思います。

 

さて、夢のような日々から戻ってきた日本は、まさに春爛漫。

3月25日(日)には桜満開の九段下、二松學舍大学にて、所属する書道協会の総会が行われました。

 

 

千鳥ヶ淵の桜(東京都千代田区)

 

総会後は、千葉大学教授で小・中学校の書写教科書(光村図書)の編集と手本執筆にも携わっておられる樋口咲子先生による『新学習指導要領から考える小学校書写の現状と変更点』という講演を聴講。

 

 

 

 

日本全国一定の水準で教育を受けられるようにするために文部科学省が定めている『学習指導要領』は、時代の変化に合わせほぼ10年毎に改定されるとのこと。

この日は、平成29年3月に告示された『新学習指導要領』の目指すものについて、改定点を中心に大変貴重なお話を伺うことが出来ました。

学校と書塾では書道の学び方に異なる面もありますが、子供達が考える力を養い感性豊かに創作や表現をすることが出来るように、私も教室を通じて力を尽くしたいと思っています。

そしてありがたいことに今年も、生徒さんが普段のレッスンで培った実力や創造力、チャレンジ精神にあふれた作品を皆さんにお見せ出来る場をいただくことが出来ました。

京王線桜上水駅から、ゆるやかな坂道を下った先の広い敷地の中心に位置するむつみ会館。

 

 

 

 

周辺は緑豊かで清潔な公園がいくつも整備されている、世田谷の穴場スポットになっています。

 

 

荒玉水道道路よりむつみ会館へ続く桜並木

 

来たる4月7日(土)、8日(日)、ここ『むつみ会館』と周辺広場にて開催される『桜まつり』に、子供達の個性豊かな折り句作品と、私とアシスタント講師横山裕園先生の想いをこめた折り句作品を展示させていただきます。

 

 

 

 

町会の皆さん手作りのおまつりは、美味しい屋台の食べ物や飲み物、子供達が大好きな名物のスタンプラリーで毎年とても賑わいます。

2012年夏にリニューアルオープンした会館は、今年5周年ということで盛大な桜まつりにされるとのこと。

皆さんの熱意を受けて、お世話になっている私達も感謝の意を伝えようと、みんなでむつみ会館へのサプライズプレゼントも創作しました。展示が楽しみです。

ご都合が合いましたら是非ご高覧下さいませ。

私は会期中、会場におりますのでどうぞお気軽にお声かけ下さい。

 

 

 

 

【日時】2018年4月7日(土)・8日(日)午前11時~午後4時頃 (8日(日)の書作品展示は午後3時頃迄)

【場所】むつみ会館と周辺広場(東京都世田谷区桜上水5-3)

【主催】むつみ会館運営委員会

【共催】桜上水5丁目自治会 都営桜上水5丁目アパート自治会

【内容】スタンプラリー(景品付)・各種模擬店・文化作品展示

(書道のコーナーは4日(水)より展示公開していますので、平日に見学ご希望の方は対応致します。前田までご連絡下さい。)

TOP↑