2018.04.30
4月30日 書の原点は言葉 

今年度の書道教室入会について、多数のお問い合わせをいただき心より感謝申し上げます。

5月12日(土)19時より先着順で受け付けとなりますが、年単位でお待ちの方もいらっしゃるため、募集について少しご説明したいと思います。 (ご応募は5月13日(日)午前10時からに変更になりました。)

教室は各クラス7名までの少人数制のため、新規募集は年に一度、欠員が出たクラスのみとさせていただいています。

 

 

 

 

今年度は小学生から一般まで合わせて3名程度募集の見込みで、近日中にHPトップページでお知らせします。

2名以上空席のあるクラスがないため、ご兄弟やお友達と一緒にいうお申し込みは残念ながら承ることが出来ません。ご一緒を希望される場合も、お一人ずつの申し込みで順番を決めてお願い致します。

定員に達した時点で受付終了とさせていただき、その旨HPに掲載します。

『いつになったら空くんですか』とご指摘を受けることもあるのですが、生徒さん全員に目の行き届く指導を心掛けていますので、ご希望に添えない場合は大変申し訳ございませんがご容赦下さいませ。

もしわからないことがありましたら、小さなことでも構いませんのでメールや電話でどうぞお尋ね下さい。

 

さて、世は爽やかなゴールデンウィーク、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

 

岩国市吉香公園

 

私は、自作の折り句書『戌年』を世田谷マダムにご購入いただくという嬉しい事がありました。

桜まつりの書展でご覧になりお気に召されたとのことで、グレイヘアが美しく紫色の品の良い洋服がお似合いのマダムも、お嬢様も戌年生まれと伺いました。

直接お目にかかってお渡しし、喜んでいただいて私も感動でした。

 

 

 

 

『折り句』に出逢ったのは2年前、その後、師として導いていただいているのは同郷で岩国観光大使も務めていらっしゃる折り句作家MIKAKOさん。

2016年1月30日ブログ めぐり逢い

 

4歳の頃からの書の師であった近代詩文書の古川奠雪先生からは、書は創作が最終目標、お手本通りに書くのではなく、自作の言葉を筆に込めて表現し、見る人に訴えることが出来るよう研鑽を積むようにと教わりました。

そのためには、実技を身に着けるために表現の宝庫である書の古典を学ぶのはもちろん、言葉を紡ぎ出すために俳句や短歌、詩なども幅広く研究するようにと。

現在の師である根本伸也先生は仮名書の専門家ですが、こうした私の挑戦を温かく見守り支えて下さって本当にありがたく思っています。

この度、言葉のイメージが作品に表現されて、そのエネルギーが心に届いたなら、何より最高に嬉しい出来事でした。

 

明後日5月2日(火)からは、浅草でMIKAKOさん(写真右)の個展が、開催されます。

アシスタント講師で、第1回全国折り句コンテストグランプリ受賞者の横山裕園先生と、私の作品も展示されます。

 

 

 

 

今年のテーマは『母』。

5月13日は母の日で、故郷山口の母の誕生月でもあります。

今年、傘寿を迎える母。

生きていれば同じく傘寿の父が旅立って1年半、岩国で頑張っている母へ気持ちを込めた折り句を創りました。

 

 

 

 

ゴールデンウィーク後半、お時間がありましたら是非ご高覧下さいませ。

浅草寺のすぐそばの会場ですので、観光と共に楽しんでいただけたら幸いです。

MIKAKOさんは全日在廊されますので、万人の母のような慈愛あふれる折り句や、包み込まれるような温かいお人柄も肌で感じていただけたらと思います。

 

 

 

 

【日 時】2018年5月2日(水)〜5月6日(日)  10時〜18時(最終日16時まで)

【場 所】アミューズミュージアム2階 〒111-0032 台東区浅草2-34-3

【入場料】無料

気持ち伝わる筆ペン講座 生徒作品展同時開催

ポエムピクチャーアーティストMIKAKO Official Homepage ~君は無限~

 

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