2025.04.20
4月20日 春から初夏へ 

ここ数日、夏のような暑さが続いています。

ソメイヨシノが終わって葉桜に変わってゆく様子を眺めたり、追いかけるように咲き揃った八重桜に魅入られたり、

 

 

@桜上水

 

そうこうしているうちにもう、ツツジが咲き始めていました。

 

 

錦帯橋畔にある吉香公園のGWを思い出します

 

近年、夏の暑さが長引くせいで、秋がなくてすぐ冬がやって来るなどと言われますが、春も短くなってまたすぐ暑い夏がやって来るのでしょうか。

日曜補講の上北沢区民センターでは端午の節句の飾り付け。

 

 

GW気分満載です

 

子どもたちの装いも夏仕様。

 

 

そろそろ冷房も

 

中学生になり、新しい制服に身を包んでやってきたRくん。

 

 

清々しい表情でした

 

ネクタイに通学リュックと、私服だった小学生から急に大人びて頼もしく見えます。

 

 

中身はズッシリ

 

こちらも新中学生のYちゃん、白いリボンの可愛いセーラー服姿を見せてくれました。

 

 

眩しいくらいにキラキラ

 

中学生になると課題のレベルもぐんと上がり、学校も部活や委員会など大忙しになります。

そんな中、貴重な時間をやりくりして書道を続けてくれるのは嬉しい限り。

 

高校2年生になったMちゃんは、キャプテンを務める部活で肘を脱臼したとのこと、三角巾で腕を吊った痛々しい姿でしたが工夫して頑張りました。

 

 

 

 

Mちゃんは英語堪能、ゴルフのスコアは90切り、書道の腕前も素晴らしく、各種書道展において受賞多々。

「将来は希望しかないね」といつも笑い合っています笑

ハピネス(happiness)の語源はハプニング(happening)とか。

しばらく大変な生活だと思いますが、Mちゃんのことですから大丈夫、軽々乗り越えて前に進むことでしょう。

 

そして教室のみんな、春の昇段級試験練習たけなわの今日この頃。

 

 

『風』が難しかったね

 

新6年生は10名、最高学年の1年間を充実したものにして下さい。

新しい環境と気候の変化で疲れもたまっていることと思いますが、休める時にはゆっくりして無理のないようにしていきましょう。

 

私はというと、3月の折り句展を終えて、振り返りミーティングで反省や展望も見え、ホッと一息ついたところで二つの書道展に伺いました。

まずは4月9日~13日に川崎市の『アートガーデンかわさき』で開催された、日本書法芸術協会主催の『青陵展』。

私が小学生の頃、岩国の古川奠雪先生の教室で同窓だった翠邦先生が生徒さんと共に出品されています。

先生と旧交を温めるひとときも楽しみの一つ。

 

 

翠邦先生による作品解説を聴く大勢の生徒さん

 

先生はいつもハッとするような新しい世界を見せて下さいます。

今回の作品は王羲之の行書の最高傑作と言われる『蘭亭序』を木簡風に創作されたもの。

古典に精通した技術の確かさと豊かな発想力に唸らされます。

 

 

味のある表具もご自身の手によるもの

 

次に4月16日~20日、『セントラルミュージアム銀座』で開催の『第60回 日本書道美術院 秀華書展』。

 

 

 

 

こちらでも多彩な書を見学させていただき、素敵な出逢いもありました。

想いを持って多くの人に出逢い、多くの物事を見ることでインスピレーションが生まれ、柔軟な思考も養われますね。

 

 

 

 

進むべき方向が見えてきたところで今日は、夏の書教展に向けて草稿を作ります。

この最初の紙片をもとに、たくさんのかたのお力添えをいただきながら心に響く作品になるように精進あるのみ。

頑張ります!

 

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