2024.06.10
6月10日 久しぶりの帰省

先週、久しぶりに岩国帰省。

梅雨の走りの雨が心配でしたが5日間、お天気にも恵まれました。

 

 

 

 

会社員時代の先輩tatu_no_koさんさんのブログで楽しみにしていた菖蒲を見に吉香公園へ。

 

 

 

 

濃い紫から純白まで、グラデーションの美しい菖蒲は品種ごとに風情のある名前がついています。

 

 

 

 

それぞれの名前が書かれた木の札に沿って一列に整然と植えられた光景は見事でした。

 

 

吉香花菖蒲園

 

公園の中に二つある菖蒲園には、140品種・約11万株もの花菖蒲が咲き誇ります。

膝まで水につかりながら、お花の手入れをされているかたが何人もいらっしゃいました。

 

 

 

 

こうした方々のお陰で、城下町の白壁に映える優雅な花園を楽しむことが出来ます。

 

 

 

 

園内を散策していると、真新しい銅像を見つけました。

昨年の11月にお披露目されたという岩国の初代領主、吉川広家公の勇姿。

 

 

 

 

 

そして、岩国名産のレンコンを使ったポタージュスープのお店も。

こちらは3年前から営業されていたそうですが、これまで気付きませんでした。

 

 

 

 

試飲させていただくと、レンコンの風味が香る滋味深い味わいにホッとする優しいスープでした。

 

 

岩国土産にお勧めです

 

素敵な和服の店主、竹内さんとしばらく立ち話。

すると、私が学生時代からお世話になっている岩見屋錦舟先生に小さい頃習字を習っていたとのこと。

奇遇なことで驚きました。

 

 

岩見屋先生の個展にて

 

先生はこの春、長年にわたる教育書道のご功績によって国より藍綬褒章を受賞されました。

心から敬意を表すると共に今後とも尚一層のご活躍を祈念いたします。

今回、父の眠る菩提寺にて、先生がお寺の名前を揮毫された石柱も見ることが出来ました。

 

 

 

 

「100年後も200年後も地域に寄り添う寺であり続けてほしい」と願いを込めて書かれたそうです。

そしてなんと、瑞相寺は1605年に吉川広家公が開基したお寺であるとのこと。

 

 

錦帯橋の城下町に位置する瑞相寺

 

色々なことの土台が繋がっているような奇蹟。

ご縁で関わって下さっている皆さんに感謝を込めてお参りしてきました。

これからお墓参りの度に、懐かしい祖母や父、叔母達に会うのと同時に、先生も出迎えて下さっているようなあたたかな気持ちになることでしょう。

ありがとうございました。

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