2022.07.30
7月30日 MIKAKO個展「はぐくむ」

7月21日(木)~28日(木)に京王プラザホテルで開催されたMIKAKO個展「はぐくむ」。

同郷のアーティスト/折り句作家MIKAKOさんより「書作品をゲスト展示していただけませんか」という有り難いお話をいただき2点出展させていただきました。

 

 

落ち着いたロビーギャラリー

 

コロナの爆発的な広がりの中で会期に突入しましたが、連日盛会のうちに無事閉幕。

 

 

開業51年日本初の高層国際ホテル

 

雨が降ったのは半日だけで猛暑も重なり厳しい日々の中、たくさんのご来場と差し入れのお心遣いをいただきました。

何十年かぶりにお会いした上司やコロナで数年会えなかった方との懐かしい再会にも恵まれた感動的な日々でした。

 

 

しばらく使用休止になっていた外貨両替機も稼働

 

故郷岩国出身の方で、ブログで私を知って来て下さった方もいらっしゃいました。

 

 

「繋」MIKAKO

 

皆さんと交流しながら過ごす展覧会は何と楽しいものだろうとたくさんの刺激や想いを共有させていただきました。

コロナ渦中だからこそ、尚更意義深いひとときをいただいたようにも思います。

足を運べず残念ですと連絡を下さったかた、遠くから応援して下さったかたも誠にありがとうございました。

大きな力をいただきました。

特に23日(土)の午後は大変な混雑で、次々にいらっしゃるお客様にMIKAKOさんも「途中から記憶がありません」とおっしゃっていました。

 

 

ひと組ずつ丁寧に接客

 

写真がたくさんありますので日にちを分けて少しずつ綴っていきたいと思います。

暫しお付き合い下さいませ。

会場にはほぼ連日足を運びましたが、朝の静まりかえったホテルは非日常が味わえる素敵な空間でした。

 

 

オープン前のアートラウンジ デュエット

 

会場は3カ所に分かれており、近代詩文書「初戀」を展示していただいたのはクラシックでモダンなスペース。

 

 

 

 

初日、入館して作品に目を向けると左下に何か黒いものが。

 

 

 

 

驚いて近づいて見ると、なんと大きなアゲハ蝶が飾りのようにとまっていました。

 

 

 

 

こんな場所にどうやって迷い込んだのでしょう。

なんだか楽しくなって調べてみました。

すると黒アゲハは神様や死者など特別な存在からの使いとして幸運のメッセージを届けてくれているとか。

集まって下さるお客様に、色んな視点から書道の魅力も感じていただけるといいなと晴れ晴れしい気持ちになりました。

「初戀」は昨年の書教展の出品作。

東京都美術館でご覧になった生徒さん(K.Tさん)がお気に召して購入して下さり、ご自宅に合うよう趣をこらした表装を施されたものをお借りしました。

 

 

 

表具を担当された浦和の表具店さんもブログに素敵な投稿をして下さいました。

 

京王プラザホテルに作品が展示されてます | 武笠表具店 (mukasa-hyouguten.jp)

 

私も現地で初めて見て、ホテルの展示空間に溶け込むスタイリッシュな表具デザインに感動。

快くお力添えいただいたK.Tさんに心から感謝です。

 

 

埼玉県の角田守良加須市長と共に

 

MIKAKOさんが観光大使を務めている加須市の角田市長は10時のオープンと同時にご入館。

先日映画化された、藤村の「破壊」を観られたばかりとのことで、「初戀」の書にも深い興味を持って鑑賞して下さいました。

この広大なロビースペースにはMIKAKO&加須キッズによる迫力いっぱいの垂れ幕も。

 

 

折り句「いのり」(縦3m✕横110㎝ 3本)

 

現代的な建築物にも可愛い手形や足形、手描きの字が入るとこんなに心安らぐ自然の中にいるような空間になるのだと感銘を受けました。

 

 

 

 

さあ、展覧会のご紹介は始まったばかり、次回に続きます。

お楽しみに。

 

 

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