2014.09.30
9月30日 秋の扉

 

 

 

 

 

爽やかな秋晴れの秋分の日に開催された、世田谷区の「赤堤 六所神社例大祭」。

28年ぶりに修繕されたお神輿が煌びやかな姿でお祭りを彩りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

400年の歴史と伝統を持つ六所神社は、敷地の横に幼稚園が併設されていてお祭りも可愛い園児たちで賑わいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書道教室の生徒さんの中にも、毎年家族総出でお神輿を担ぐという方も。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年はご縁があり、お神輿の解体修理のために寄付された地元の方々のご芳名を書かせていただきました。

 

 

 

 

 

 

写真中央は、赤堤祭礼委員会委員長の野口英紀さん。右は副委員長で元下高井戸商店街振興組合理事長の前田勝弘さん。

前田さんは、行列が出来るたい焼き屋さんで下高井戸の代名詞的存在の「たつみや」さん、そして系列の居酒屋さんの名店2店の代表の方といえば地元の皆さんには大変なじみ深いことと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野口さんは、島根県安来節保存会師範としての活動で年に何度も島根県安来市に行かれるとのこと、前田さんは以前、広島県大竹市の「三菱レーヨン(株)大竹事業所」に毎月出張があるお仕事をされていたことがあると伺い、私の故郷山口や岩国のお話で盛り上がって、とても和やかな雰囲気でお仕事をさせていただきました。 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、木版に直書するのは初めての経験でしたので、作業に当たっては準備から完成まで打ち合わせを重ねて万全を期しました。

木版と同じ大きさの紙を作り、バランスを考えて紙面計算をして下書きをすること2回。

本番の木版にはマスキングテープを駆使し、書き間違えや、万が一手を滑らせて筆を落とすことも考えて、荒目・中目・細目、3種類のサンドペーパーセットも用意。

集中力を切らさないように細心の注意を払って運筆し、サンドぺーパーの封を切ることなく無事仕事を終えることが出来ました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

野口さん、前田さんをはじめ委員会の皆さん、木版の準備やビニールカバーの貼り付け、現地設営をして下さった工務店さん、皆さんのご尽力によりお祭りの二日間、お神輿の出発及び終着点である「日大通りお神酒所」で掲示されて、たくさんの地域の方々にご芳名を披露することが出来ました。

祭礼委員会のお二人は地域の代表として伝統を守りお祭りを執り行うことだけでなく、商店街や町会の様々な活動に携わっていらっしゃいます。

私も地域の恩恵を受けて生活している一員として、ほんの少しですがお力添えすることが出来て大変光栄でした。

 

 

 

 

 

 

 

そしてもう一つ、先週は友人のグループが神奈川県相模原市で開催されたオカリナのコンクールに出場し、アンサンブル部門で1位獲得という吉報が届きました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲目が「越後獅子」ということで、衣装の筆文字Tシャツを手掛けさせていただいていました。 

 

 

 

 

 

 

メンバーのアイデアで、「オカリナ」に漢字を当てて「オ→音」「カ→奏」「リ→鈴」「ナ→鳴」。 

凛として響くような線で、リズミカルに表現しました。

 

 

 

 

 

 

オカリナの演奏会は初めて鑑賞させていただきましたが、澄んだ秋の空のような透明感のある音色に癒されて感動のひと時でした。

 

 

 

 

 

 

 演奏が終わってホッと一息のメンバーの皆さんと共に。

今後のますますのご活躍を祈念しています。

 

 

 

 

 

 

 

秋祭りに演奏会と、秋らしいイベントが続いて秋の季節の扉が開いたようです。

月も変わり明日から10月。

今週は、デイサービスの書道レッスンで久しぶりに和服で秋の装いを。

そして書道教室の小学生達が週末の運動会で自筆の筆文字のハッピを着るという楽しいお知らせがありました。

その模様はまた後日ブログで綴りたいと思います。

 

日中は夏のような陽射しが照りつけますが、朝晩冷えて寒暖の差が激しい毎日です。

皆さま体調を崩されませんようご自愛下さい。

 

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